横浜YAMATO

他店を感じる旅

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グルメ

風薫る五月… ここ数日は朝玄関を出ると本当に風薫るという表現がぴったりの爽やかな風と新緑が目に入り、気持ちの良い季節の移ろいを感じます

ゴールデンウィークの長い連休も明け、皆さんも未だ連休の余韻が残っているのか、スカイビル館内も人影がいつもよりもまばらでゆったりとしております

わたくしどもスカイビル館内ショップは年中無休のほぼ毎日営業店舗なので、なかなか皆さんと同じように連休中にどこか旅行へ…などということは現状あり得ない人生をおくっておりますが、さりとて「さぁやるぞ〜」という日々のモチベーション・アップには、定期的に非日常的な気分転換となる充電も大切なことと心得てはいますので、何かしら可能なかたちでの息抜きを楽しみにしております

そんな皆さまから連休中の楽しいひと時をお聴きしたわたくしが、ふと思い立った久しぶりの息抜きタイムがこちらです…

池上燕楽さんのロースカツ

基本的に息抜き=食べることに行きつく確率が高いのですが、ずっと行って見たいと思っていた、見知らぬ土地にあるトンカツ屋さんへ行ってまいりました

このお店を知ったのは、長年のお付き合いをさせていただいております当店顧客の素敵な奥様とご来店の際になにかの話しから好物の話しになり、海外も含めいろいろなジャンルにお詳しい奥様から一番の好物として想像だにしなかった「とんかつが好き!」というお言葉をお聴きして、なかでもおススメの店は…という話しの展開から教えていただいたお店でした

とんかつ好きのバイブル 雑誌ブルータス

同じく “とんかつ好き” の私のバイブルや、いつも録画して楽しんでいるBSテレビ番組の「東京とんかつ会議」などで店名は聞いたことがある程度でしたが、東急池上線という恐らくいままでに乗ったことのない路線にあることもあり、未知の地域への興味も重なり教えていただいたお店へ機会を作って向かってみました

開店時刻を狙っての早めの時間帯到着でしたが、すでにカウンターには数人の先客がいらっしゃり、噂通りと感じつつもなんとかすぐに注文することができました

ヒレカツ 池上燕楽

情報を教えていただいた奥様から、「是非、ヒレカツを召し上がってみて…」とお聞きしてましたので、家内注文のヒレカツとシェアして両方をいただいてみました

とんかつはロース派のわたくしではありましたが、奥様から「うちの主人も普段はロースを食べるんだけど、このお店だけはヒレカツを注文するの…」とおっしゃっていたわけを一口いただいてすぐに理解いたしました

他所にはないレベルのなぜかとてもジューシーなヒレカツ、ヒレ肉のパサパサ感があまり好きでない私でもこのヒレカツは美味しい!と感じながら、注文のとんかつが揚がる度にキャベツを千切りし始めてお皿に盛るスタイルに見入りながらお腹いっぱいの幸せを堪能させていただきました

次から次へと訪れるお客様も、何人かは配膳されたとんかつをスマホ撮影され(わたくしも恥ずかしながら、そっと撮影したのですが…)、また高齢の常連らしい老夫婦さんや、とんかつだけを単品で注文された独りで入店の若い女性客の方まで文字通り老若男女のお客様が常に出入りをされ、とんかつメニューだけで毎日営業されている物静かな立ち振る舞いのご主人の動きをずっと眺めておりました

皆さんが通うお店には、なにかが漂う匂いがします

家内と夕闇の心地よい風のなかを、初めての商店街をぶらぶらと見歩きながら「お店って、なんなんだろう…」と漠然と思いながら数時間の旅行気分を味わってまいりました

東急池上線沿線の商店街

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